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笑いのポイント

 2016-05-28
笑点の新司会が、春風亭昇太さんに決まった。

確かに、ミスター笑点勇退の跡目は、誰が継いでもおかしくなかった。

と同時に、「圓楽⇒歌丸」の時と違い、
誰が継いだとしても、その存在感を引き継げるものではなかった。

外部招聘をしたとしても、必ず違和感は出てくるだろう。
批判も想定したはずだ。
ならば、内部昇格が、一番安定路線。

さあ、では、誰を昇格させるか。

歌丸さん休養の間も、各レギュラー陣が持ち回りで司会をしていたから、
技量的には誰にでも出来る。

あとは、年功序列にするのか、
芸歴序列にするのか、番組出演順にするのか、
という予測になるわけだが、

やはり、笑点という番組を今後、10年20年続けていくことを考えると、
林家木久扇師匠は現実的でない。(78歳)
好楽師匠と、小遊三師匠が揃って69歳で、歌丸師匠が司会を継いだ年齢と同じだが、
小遊三師匠は今年4月に、心房細動不整脈で手術を受け、
健康面での多少の不安がある。

また、好楽師匠も円楽師匠も、先代圓楽師匠の弟子なので、
どちらが司会に昇格しても、バランスが取れない。
(襲名したのは当代の円楽だが、兄弟子は好楽なのだ。)

たい平師匠は、笑点メンバーの中で一番若手だし、
元々レギュラーメンバーのこん平師匠が存命であり、
「休演中」という扱いである手前、弟子が司会に就任するわけには
いかない。

となると、歌丸師匠と同じ落語芸術協会所属であり、
長年、BSとCSで放送されてきた姉妹番組「BS笑点・笑点Jr.」の
総合司会(歌丸師匠はナビゲーター)を長年務めてきた功績から、
昇太師匠に白羽の矢が当たったのは、番組的にも、
レギュラー陣のバランス的にも、至極当然のような気がする。

昇太師匠は、現在56歳。

若返った船長を、ベテラン勢が支えながら、
更なる10年、20年先を目指して「笑点丸」という船は、
新たな航海を始める。

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あなたの愛は生きています

 2012-03-31
最近まで、なかなかPCの前にゆっくり座っていられなかったので、
今日は久々の日常ブログ更新。

たまには、テレビ番組の感想でも書いてみようかと。


NHKの連続テレビ小説(朝ドラ)の
「カーネーション」が最終回を迎えた。

主演の尾野真千子さん話題になっていたが、
私が見始めるようになったのは、
最後の1ヶ月…主演が、夏木マリさんにバトンタッチしてからだ。


私の「タイプの女性」が、「カッコイイ女性」なのである。
夏木マリさんと言えば、その代表格。

今年60歳になる夏木さんが演じるのは、
晩年・72歳~92歳の主人公・小原糸子の役。

そして、その小原糸子のモデルとなった人物が、
世界的デザイナー「コシノヒロコ」「コシノジュンコ」「コシノミチコ」の
お母さんである、小篠綾子さん。

綾子さんは、三人の娘(ヒロコ・ジュンコ・ミチコ)に続き、
74歳で「アヤココシノ」という、中高年向けのブランドを立ち上げた。


「カーネーション」の最後の一ヶ月は、
72歳~92歳という約20年間を駆け足で振り返る物語だった。

晩年の主人公・小原糸子は、テレビの「朝ドラ」を見るのが
日課になっていたようで、娘など周囲の人たちに
「ウチの話も朝ドラにならへんかなぁ?」と言っていた。

最終回の1回前で、入院していた糸子が亡くなる。
ヒロイン不在という状況の中、どうやって最終回を繰り広げるか、
期待しながら本日の放送を見た。


亡くなってから5年後、岸和田だんじり祭りの日、
糸子が遺したサロンに集う三人の娘と友人たち。

そんな中、長女の優子のもとに「糸子をモデルに朝ドラを作りたい」
というテレビ局からの依頼が届く。

そして、2011年。
糸子を主人公にしたドラマ「カーネーション」が始まる。

第1話の冒頭で流れたシーンをエンディングで流し、
いわゆる「物語のループ」が行われたのである。


モデルとなった小篠綾子さんが亡くなったのが、
わずか5年前と「最近のこと」で、
また、有名の方なので、
小篠さんと実際に交流のあった方も多い。

だからこそ、この「ループ」という演出が成立したのだと思う。
途中で「朝ドラ化」という複線を張っておいたことで、
ストーリーとしても成立させているし、
視聴者がドラマの中で見てきた「小原糸子」の人生と、
多くの人々が知っている「小篠綾子」の人生が、
最終回のラストシーンで交錯したのだ。


ドラマのナレーションを主人公の糸子が務めていたのだが、
亡くなって以降、そのナレーションがピタッと止んだ。
そして、最終回で再びナレーションで語り始めた糸子の
最初の一言が…

「おはようございます。死にました。」


この一言は、連続テレビ小説を「大河ドラマ」に昇華させている。

人生という長く大きな河を流れきった主人公を、
亡くなった後も、その家に、その町に、この地球に、そして、
ゆかりある人物のすぐそばで見守り続けているところまで
この「カーネーション」は描ききったのだ。

このドラマは、
「3人の子供を育て、年を重ねてもなお活動的に描いた女性」の
最晩年から死後までを描ききることで、
「老いるとは何か?」
「どうやって死を迎えるか?」
そういうメッセージを、視聴者に訴えかけている気がする。


ドラマが終わった後、
私が19歳の時に亡くなった祖母を思い出した。

祖母は今頃、どこでこの社会を眺めているのだろうか。
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32年の長い旅

 2011-03-28
ドラマ「3年B組金八先生」が始まった1979年。

私はまだ3歳だった。


私が武田鉄矢さんに傾倒するようになったのは、中学3年の頃。

当時は、101回目のプロポーズが放映されている時期だったが、

私の場合、入り口は金八でも101回目でもなく、

海援隊の歌からだった。


なので、金八をしっかり見始めたのは、その後から。

もちろん、初期のシリーズは再放送から見ていて、

リアルタイムで見るようになったのは第4シリーズからだった。



そんな金八先生が、昨日本当の最終回を迎えた。

一番最後に「そして…」っていう字幕が出たのがとても後味が悪かったが、

20万円するDVDボックスに特典映像が入ることを期待しよう。


私が今、テレビの仕事をしているのは、武田鉄矢さんに憧れたからだった。


中学3年の頃、コンサートが行われた那覇市民会館の楽屋裏で出待ちをし、

「大人になったら弟子入りします」みたいなことを口走ったことがある。

そしたら、武田さんは、私の丸坊主頭にポンポンと軽く手を当ててくれた。


あれから、19年。

今、TBS系列の放送局で仕事をさせてもらい、

距離は遠いが、武田さんがいる芸能という世界の輪の一部で仕事をさせて
もらっていることに私は感謝している。


シリーズ放映中には、色々な批判もあった金八先生というドラマだが、
今回、こういう形で「幕」を下ろしたことに対して、私はTBSを評価したい。

そして、「3年B組」の看板のもと、巣立っていった多くの卒業生たちは、
役者として、歌手として、そして、日本の様々なところで、
「ひと隅」を照らし続けることだろう。


ありがとう、金八先生。

長い間お疲れ様でした。

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東京マラソン生中継・エンディングを観て

 2011-02-27
ランナーの皆さん、競技スタッフの皆さん、放送スタッフの皆さん、
運営に携わった皆さん、そして、沿道で応援された皆さん、

本当にお疲れ様でした。


私、朝から中継を見ておりました。

午前中は地上波(フジテレビ⇒沖縄テレビ)で、

午後は、沖縄でネットしてないので、keyholeTVで。


今回の中継の目玉は、小倉智昭さんと宮根誠司さんがメインキャスターを務めるというところ。

午前が小倉さん、午後が宮根さん。

そして、16時からのグランドフィナーレの枠では、
特設スタジオに小倉さんと宮根さんが並んだ。

やっぱり、小倉さんは一歩引いていた。
後輩に譲っていると言うか、自分のポジションを理解している。
さすが小倉さん。


放送終了直前、都知事に一言聞いたのだが、時間がなくなったのか、
インタビューを割り込んでエンドVTRにいったもんだから、
「最後までしゃべらせろよ」っていう都知事のボヤキが聞こえて終わったw

そのあとのVTRが30秒くらいあるんだから、
OFFコメにして、ギリギリまでトーク引っ張っても良かったと思うけどなぁ。

スタッフロールと被ってもいいから。


以前、NEWS23の沖縄中継などでその舞台裏を拝見したことがあるが、
どうにもキー局のディレクションは、タイムキーパーに縛られすぎる気がする。

本来は タイムキーパー<ディレクター という力関係じゃないといけないのに。

都知事の話が長いのは最初から分かってるんだから、ディレクターは
放送時間ギリギリまでしゃべらせる判断が出来なかったのか。

生放送は、常に臨機応変に。

せっかく小倉と宮根を並べた効果も無く、残念な中継だった。

来年に期待。


ところで、完全地デジ化したら、keyholeで東京の放送が
見られなくなるんだろうなぁ(涙)

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ドラマ「サザエさん2」

 2010-08-09
久々に、テレビ番組の感想でも書いてみよう。

8月8日…すなわちフジテレビの日に、放送された、


夏休みスペシャル「ドラマ・サザエさん2」。


観月ありささんが主演で、昨年11月に続く第二弾。


サザエさんの実写版というのは、実は歴史が古く、
初めてサザエさんを実写で演じたのは、美空ひばり・雪村ひばりと共に昭和の芸能史を彩った
江利チエミだった。


以来、星野知子さん、浅野温子さんなどがサザエさんを演じているが、
年配の方は、江利チエミの「サザエさん」には叶わないという評価を持っている方も多いそう。


さて、今回の「観月ありさ」版。

私が初めて見た「実写」は、「星野知子」版で、
「浅野温子」版も見たが、どちらも、アニメとは色が異なる「シリアスドラマ」に仕上がっていた。
どちらかと言うと、「漫画」のサザエさんをドラマ化した、という印象が強かった。

特に「星野知子」版は、波平さんの役が小林亜星さんで、
小林「波平」は、往年の「寺内貫太郎」を彷彿とさせる、威厳のある父親になっており、
アニメの少しお茶目さが加わった波平像とは、かけはなれたものだった。

「浅野」版では、いかりや長介さんが波平役だったが、
いかりやさん自身が身長が高いので、背が低いイメージのある波平さんとは
かけはなれたものであった。


今回の「観月」版は、以前放送された「ちびまる子ちゃん」の実写に関わったスタッフが
携わっており、「アニメ」の「実写化」に見事に成功している。

キャスティングも、アニメのイメージを大切にしており、
中でも、波平役の片岡鶴太郎さんは、特殊メイクで見事に波平さんになりきっている。
ただ、鶴太郎さんということで、アニメよりもコミカルなキャラクターになっているのは
致し方ない。

ノリスケ役で、爆笑問題の田中裕二さんが出演しており、
前作よりも出番が増えているのだが、アニメよりも濃いキャラクターになっており、
田中さんのイメージを大切にしたのか、他の登場人物にツッコミを入れるという、
アニメにはない役まわりを担っている。


11月の前作に続き、アニメのサザエ役声優「加藤みどり」さん1シーンだけ特別出演しているが、
前回は、「加藤さんであることがハッキリわかる演出」が見られなかったのに対し、
今回は、セリフの中に「なんということでしょう」という、同じく加藤さんがナレーションを務める
劇的!ビフォーアフター」の名セリフが組み込まれており、
局の垣根を越えた遊びが見られた。


初登場の「伊佐坂難物」先生は、作家つながりで、サザエさんの脚本も書いたことがある、
三谷幸喜さんが演じていたが、アニメの伊佐坂先生に比べると、かなりストイックなキャラクターに
なっていた。ま、三谷さんが演じてるので、仕方がないか。違和感はなかった。

音楽や効果音は最大限アニメからの流用、
昔放送されていた「火曜日の再放送」の主題歌の使用、
ドラマの合間に、アニメのキャラクターが進行役として登場するなど、
アニメファンに最大限配慮した作品になっていた。

サザエさんというものが、「日本の文化」として定着していることを
改めて実感してドラマであった。


ただ、もしかすると、今回のキャストでの「サザエさん」は、もう作られないかも、と感じた。

なぜならば、カツオ役の荒井健太郎くんの声変わりが始まっており、
作品中でも、時折かすれ声になる場面が見られたからだ。

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