人を思いやり「過ぎても」いけない。
2011-03-30
娯楽を「自粛」する気持ち、必要? 例えば、友人の肉親が亡くなったとする。
この時、友人は亡くなった方の「遺族」である。
この場合、その遺族と「私」は、交友があるので、
素直に哀悼の意を表する。
ご本人とは直接面識がなくても、葬儀に参列して香典を納める。
しかし、あくまで第三者の「私」が、
直接喪に服することはない。
親戚内なら話は別だが、
友人の肉親が亡くなったからと言って、
じゃあ、一ヵ月後に迫った自分の結婚披露宴を延期しよう…になるだろうか。
今、日本で起きていることは、まさしくそれ。
東日本の人たちが大変な目に遭っている時に、
西日本の人が浮かれたことしていていいのか。
ということなのだろうが、
これぞ私はナンセンスだと思う。
ならば、リビアの人たちが苦しんでいる時、
日本人は何をしていた。
イラクが大変な時に、日本人は何をしていた。
そういうこと。
「被災者に申し訳ないから自粛」なんて気持ちは、
「非・被災者」のエゴイズムにしか過ぎない。
これこそまさに、被災者に「失礼」である。
生まれつき障害を持って生まれた方に、
「大変ねぇ」って言うのと、同じスタンスである。
要するに上から目線。
自分たちは被災してないからこそ、「申し訳ない」と思えるのである。
「私たちは被災していない」という事実を素直に受け入れるべき。
今、東日本が傾いている中、
西日本が今まで以上に元気にならなければ、
東日本を立ち直らせる元気を送れない。
自分が元気じゃないと、人は助けられない。
32年の長い旅
2011-03-28
ドラマ「3年B組金八先生」が始まった1979年。私はまだ3歳だった。
私が武田鉄矢さんに傾倒するようになったのは、中学3年の頃。
当時は、101回目のプロポーズが放映されている時期だったが、
私の場合、入り口は金八でも101回目でもなく、
海援隊の歌からだった。
なので、金八をしっかり見始めたのは、その後から。
もちろん、初期のシリーズは再放送から見ていて、
リアルタイムで見るようになったのは第4シリーズからだった。
そんな金八先生が、昨日本当の最終回を迎えた。
一番最後に「そして…」っていう字幕が出たのがとても後味が悪かったが、
20万円するDVDボックスに特典映像が入ることを期待しよう。
私が今、テレビの仕事をしているのは、武田鉄矢さんに憧れたからだった。
中学3年の頃、コンサートが行われた那覇市民会館の楽屋裏で出待ちをし、
「大人になったら弟子入りします」みたいなことを口走ったことがある。
そしたら、武田さんは、私の丸坊主頭にポンポンと軽く手を当ててくれた。
あれから、19年。
今、TBS系列の放送局で仕事をさせてもらい、
距離は遠いが、武田さんがいる芸能という世界の輪の一部で仕事をさせて
もらっていることに私は感謝している。
シリーズ放映中には、色々な批判もあった金八先生というドラマだが、
今回、こういう形で「幕」を下ろしたことに対して、私はTBSを評価したい。
そして、「3年B組」の看板のもと、巣立っていった多くの卒業生たちは、
役者として、歌手として、そして、日本の様々なところで、
「ひと隅」を照らし続けることだろう。
ありがとう、金八先生。
長い間お疲れ様でした。
へんしーん!
政府や東京電力のせいにしてはいけない。
2011-03-25
枝野氏「生活様式の変更も」 当たっていると私は思う。
これまでの日本社会は「電力至上経済」で成り立ってきた。
間違ってはいない。
おかげで日本は経済大国にもなったし、
ネットコミュニティも広がって、こうやって日記もかけている。
ただ、これからは違うのである。
日本人の悪い癖。
本当に必要な電力はどこなのか。
国民全体として、考えていく必要があるだろう。
もう、昔の生活には戻れない。
新しい生活スタイルを作らないといけない。
地球の警告。
2011-03-24
原発の問題や計画停電も含め、今回の震災は、
戦災から立ち直り高度成長を経て、
経済的にも物質的にも
そして「精神的にも」肥え太った
日本人、そして、日本という国に対する
警告なのかも知れないな。
「ダイエットしろよ」と。
もう一度考えてみよう。
「原発である必要ある?」
「クーラーなくても快適に過ごせる方法あるんじゃね?」
「湯たんぽ復活させてみたら?」
「自動車は必要最低限あればいいんじゃない?」
「マイカー、一人一台は多くね?」
などなど。
「復興」が「前の姿に戻る」ことであるならば、
今の私たちに必要なのは「復興」ではない。
私たち一人ひとりの生活レベルからの
「再構築」と「再設定」。
昔の人たちの生業から通じていた線路の上に立つ「3.11前」の日本を
再現することではなく、
21世紀型の日本を「新しく」築き上げていくことが
今、私たちに突きつけられている課題だと思う。
ご一読あれ。
2011-03-20
卒業生に向けた校長メッセージが「感動的すぎる!」と話題に 素敵すぎる。
それ以下の言葉も、それ以上の言葉も思い浮かばない。
とりあえず、ご一読を。
卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ。
http://niiza.rikkyo.ac.jp/news/2011/03/8549/
卒業式を中止した立教新座中学校三年生諸君へ。
http://niiza.rikkyo.ac.jp/news/2011/03/8589/
あと、コレも是非読んでください。
「福島県民の本音」
http://www.tanteifile.com/diary/2011/03/19_03/index.html
今週の「沖縄BON!」
2011-03-18
先週は、東日本大震災の影響で放送が休止となってしまった「沖縄BON!」
今週は通常通り放送致します。
…ただ。
沖縄のBON!のMC二人(唐真久乃・狩俣倫太郎)が、
番組企画のツアー先で被災者になってしまったという、
沖縄の他の番組とは違う事情を抱えています。
そこで、通常のコーナーもお伝えしつつ、
募金のお願いをメインとした、震災特別企画をお届けします。
放送時間はいつもより30分長い拡大版。
火曜日に、私が担当することが決まり、
急ピッチで作業を進めてきました。
コックピットには私が乗りますが、
今回は、RBCのディレクター全員で作業をすすめています。
想いを共有しましょう。
そして、私たち自身が元気になりましょう。
そんな特集です。
是非、ご覧下さい。
沖縄BON!
3月19日(土) 正午~1時22分
デジタル3チャンネル RBCテレビ
臨床心理士の方からのアドバイス
2011-03-15
マイミク●●●さんの日記からの転載です。 被災してない人にとても大切な情報です。
一人でも多くの「非・被災者」のために拡散しましょう。
ーーーーーーー
以下、知り合いの臨床心理士からとても有益な情報をいただいたので、
シェアします。
【災害時のメンタルケア】
◆1.今こそ自分自身のメンタルケアを。
今はまだ地震直後であり、だれでもアドレナリンが噴出している時で
す。こういう時は何かをしたくてたまらなくなりますが、まずはその自
分自身の感覚に意識を向けてみましょう。細々意識してみることをト
ラッキングといいます。自分自身に対するサポートを最初にしてくださ
い。
私たちが落ち着いているか、不安エネルギーをまき散らしているかに
よって、様々なことが違ってきます。
◆2. テレビの視聴には気をつけてください。*特にお子様、感
受性の強い老若男女の方々。
身体がだるくなったり、ボーッとしたり、涙が出てきたり、妙な罪悪感
が湧いてきたり、不安状態にある自分に気づいたら、即刻テレビを消す
か、必要なニュース速報のみが流れてくる全く違う番組にしてください。
テレビで繰り返し繰り返し流される悲惨な映像は、非常に強い吸引力を
持ちます(とかく最近のメディアは人々の不安をあおるのが特徴です)。
人によっては催眠にかけられたようにテレビの前から動けなくなる人も
いるでしょう。こうした映像に何度も何度も自分をさらすことは、何の
役にも立ちません。
***私たちが生きていく為に必要な情報が得られれば、それだけでい
いのです!***
トラウマの渦の引っ張り込む力はとてもとても強力です。
サンフランシスコ大地震の時は、繰り返されるメディア報道が人々にも
たらすネガティブなインパクトは甚大だったといいます。
◆3. 今一番に必要なのは、身の安全を確保することです。
避難場所、食べ物、人々が安全かどうかをチェックすることが優先です。
◆4. そして非常時に最も大切なのは、人とのコミュニケーショ
ンです。
人を求めるのは、とてもとても自然なことです。
その時の自分の思いを言葉にして、所属するコミュニティでシェアした
り、身近な人に伝えてみてください。もちろん、手段はメールでも構い
ません。「メールに書きながら落ち着いてきました。大丈夫です」と
おっしゃる方、多いです。
ーーーー
以上、共感した方は、おともだちに共有してくださいませ。
個人は「募金」に徹せよ
2011-03-13
ツイッターの拡散ツイートにあったものを引用します。 -------------------
今までの災害の経験上、
企業単位での大量支援以外の物資支援は迷惑なだけです。
個人は募金だけにしましょう。
個人の支援物資が大量のゴミとなって毎回現地の負担になって居ます。
廃棄するために募金がつかわれています。
無いよりマシという考えは持たない様に。
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全てに対する「備え」のために
2011-03-12
11日の15時。あの地震速報から12時間以上。
各地で頻発する震度5程度の地震。
昨日、仙台を飲み込んでいく津波の映像を見ていると、
映画「2012」を思い出した。
さて、鳴り止まない緊急地震速報を横目に、
沖縄だけはまだ津波警報が発令されているものの、
揺れてもいないし、津波の被害も無い。
それが逆に不気味。
今、避難準備をしました。
何が起きてもいように。
日本人に「予測」出来ないことが起きているのだから、
私にも予測できない。
「起こりうることは全て起こる」
落ち着いている今のうちに、ひとまず書いておこう。
終末に向けた準備をしましょう。
もしかすると、このままエンディングに突入する
可能性も否めない。
一人暮らし中ではありますが、
夜が明けたら、一度実家に帰ります。
その後は会社と実家・自宅を往復します。
普通に月曜日が訪れるとしても、
明日のことはわからない。
今まで、私に関わった全ての皆さんに、
とりあえず、「ありがとうございました」。
そして、お互い頑張りましょう。
生き残れるか生き残れないかなんてのは
誰もわからない。
縁起が悪いとか、言っている場合じゃない。
書かずに後悔するよりは、書いて笑い話になるほうがいい。
皆さん、これまでありがとう。
そして、これからもみんなで頑張りましょう。