宮川たま子さん
2015-03-28
「沖縄芸人」という言葉には、二つの意味がある。一つは、ズバリ、沖縄で活躍する芸人である。
FEC、オリジン、エンターサポート、そして、よしもと沖縄に所属する芸人たち。
彼らは、沖縄のテレビ・ラジオ・イベントを主戦場とする。
そしてもうひとつの意味は、「沖縄出身の芸人」である。
前述の「沖縄で活躍する芸人」から、
東京に進出し「沖縄出身の芸人」になった人たちもいる。
キャン×キャンやスリムクラブ、しゃもじは、
オリジン出身で、沖縄での活動を経て東京へ進出した。
一方、地元では一般人だったが、東京に出て芸人になった人もいる。
ガレッジセール、小島よしおさん、
与座よしあきさん、パッション屋良さんはその部類だ。
そして、今回ご紹介するのは、そんな「沖縄出身芸人」の一人。
その人の名は…宮川たま子さん。
芸人としての彼女の姿を、沖縄県民が初めて目にしたのは、
おそらく、大阪・毎日放送が制作していた「クイズ!紳介くん」だったはずだ。
たま子さんは「マングースたま子」の芸名で、「なにわ突撃隊」の一員として、
様々な体当たりロケに挑戦していた。
私が、たま子さんと初めてお会いしたのは、
2009年の「尚巴志ハーフマラソンin南城市」の会場だった。
毎年、特別番組の取材チーフとして現場入りしていた私は、
クイズ!紳介くんでのたま子さんの姿を覚えており、
一般ランナーとして参加していた彼女を目撃して大はしゃぎして、
リポーターに「彼女、芸人さんだからインタビューしよう」と言い、
恐る恐る近づいて、
「スミマセン…ローカルの番組なんですけど…
インタビューさせて頂いてよろしいですか?」と話しかけて、
取材させて頂いた。
(その際は、一応他のランナーインタビューと同じ扱いだったので、
名前のテロップは、本名で出ました。)
近年は、島ぜんぶでおーきな祭のPR大使を務めるなどご活躍の宮川たま子さんが、
先日、初めて、地元沖縄で単独ライブを開きました。
ライブのタイトルは、
「宮川たま子の沖縄初単独ライブ!~たまことツボ~」
場所は、オープンしたばかりの、よしもと沖縄花月。
果たして、どんな笑いが飛び出すのか、ワクワクしながら会場入り。
それでは、ネタバレしない程度に軽くライブの中身を振り返ってみよう。
テレビを通じてや、沖縄国際映画祭の会場でお会いすることはあっても、
本ネタを見るのは初めて。
「どんなネタすんのかな?」と思っていたら……
まさかの、バックダンサーを従えてのダンスからスタート。
しかも曲は、♪BODY&SOUL(by SPEED)
それなりに笑うポイントはあったものの、
ひととおりの振り付けをしっかり覚えていたのには感心。
ダンスの後、スクリーンが降り、オープニングVTR。
その次が、コント「さなぎ」。 ※私が命名しただけで、本当のタイトルかはわかりません。
再びスクリーンにて、「お宅訪問」ビデオ上映。
たま子さんと同じく、宮川大助花子一門のランナーズ・小宮ひろあきさんが
たま子さんの東京の自宅に突撃するロケもの。
一旦、ビデオを中断し、再びコントに戻る。
コント「大女優」
「お宅訪問」ビデオ上映の続き。
この中で、師匠の宮川大助花子のお二人から、
沖縄の観客に向けたメッセージがありました。
その後、後輩芸人のキャベツ確認中・しまぞうZさんが
錦織圭選手の顔マネを披露。
たま子さんが三線を抱えながらの「漫談」。
お宅訪問ビデオの最終章。
このラストでは、たま子さんのミュージックビデオが流れる。(曲は涙そうそう)
後半のメイン企画は、同じく沖縄出身芸人・セブンbyセブンをはじめ、
たま子さんとゆかりのある芸人が揃って盛り上げる「タマトーーク」。
錦織選手の扮装をしていたしまぞうZさんが中座し、
最後に、よしもとクリエイティブエージェンシーの大崎社長のモノマネで
出てきたのは笑ったが、分かる人にしかわからなかっただろう。(笑)
クライマックスは、たま子さんがボーカルを務める「てびちバンド」の
オリジナル曲演奏があり、出演者全員のエンディング。
ライブは、オープニングからエンディングまで、
アットホームな雰囲気と笑いで包まれた。
スクリーンの上げ下げに時間がかかっており、
その繋ぎBGMとして、
安室奈美恵、ガレッジセール、トントンミー「星のパーランク―」といった
沖縄の曲が流れていたが、
MAXの「Tacata'」が流れた時だけ、なぜか客席から手拍子が起きたのが
少し面白かった。
大阪~東京⇔沖縄と、地道に活動を続ける宮川たま子さん。
そんな彼女がPR大使を務める、島ぜんぶでおーきな祭は、
いよいよ明日、29日日曜日まで!
明日の午後2時30分からは、ビーチステージのイベントに
たま子さんも出ますよ♪
そして、あさって30日(月)には、よしもと沖縄花月に、
たま子さんの師匠である、宮川大助花子さんが登場!
楽しみです!
またしてもお知らせ!高校入試を受けた人必見!
2015-03-09
気がついたら前回の更新からほぼ1ヶ月…。書きたいことは山ほどあれど、それより眠気が勝つ今日この頃、
いかがお過ごしでしょうか?
さて…
ウチナーコンボイ・テレビ屋生活20周年アニバーサリー
第三弾の特別番組が、今週水曜日に放送されます。

トリプル・アイグループPRESENTS
平成27年度・県立高校入試解答速報
3月11日(水)午後4時30分~5時48分放送
RBCテレビ(デジタル3チャンネル)
進行/山内佑利子・仲田紀久子(RBCアナウンサー)
コメンテーター/加納滋徳(トリプル・アイグループ校長)
解説/トリプル・アイグループ講師の皆さん
3月10日(火)・11日(水)に実施される「沖縄県立高等学校入学者選抜学力検査」。
入試が終わり、自宅に帰って自己採点していると「この問題、手こずったなぁ!」という
難しい問題に出会うことでしょう。
そこで、県内でも有名な老舗進学塾「トリプル・アイグループ」の講師陣が、
その難しい問題を徹底分析します。特に放送当日の午前中に行われる社会と数学は、
その日のうちに答え合わせ!中学1・2年生も必見です!
受検生の皆さんや来年高校入試を控える中学二年生からの「今回の入試の感想」や
「受検勉強に関する質問」などをEメールで募集します。頂いたメッセージは、番組中、
画面の左上に表示する他、講師の皆さんの解説などに役立てます。






















毎年1回この時期に放送するこの番組も、
2010年から始まって、今回で6回目。
2回目の放送の時は、3月9日水曜日の生放送から2日後に
東日本大震災がありました。
そんな私がこの番組に関わる、ひとつの理由が、
「実は、小学校高学年の時期、トリプル・アイに通っていた」というのがあります。
浦添の小学校に通っていた私は、
中学受験に立ち向かう同級生と一緒に、トリプル・アイに通い、
結局、ほぼ中学受験と関係なく、那覇市の公立中学に入学。
その後入学した私立高校で、中学から入学していた塾の仲間と
再会する…という、ちょっとしたご縁を、トリプル・アイには作って頂きました。
大学には進学せず、学習塾に通っていた者としては、
期待外れの人材になってしまいましたが、
大人になって、このような形で出身塾に恩返し・貢献できることは
とても有難いことだなあと思います。
そして、今回も、BGMやジングルは私の選曲です。
私は、選曲こそ、ディレクターのセンスが活かされる部分だと思っています。
だから、自分が「演出」する番組の選曲は自分でやります。
昨年の「オジャマするわよ~・沖縄アウトレットモールあしびなー篇」、
先月の「宝くじドーンと1000万円スペシャル~沖縄版~」に続き、
私のテレビ屋生活20年の中での「選曲BEST OF BEST」を詰め込みました。
特に、エンディング曲は、
まさかまさかの私の「デビュー番組」からの出典であります。
聞く人が聞いたら、「コイツ、あの曲使ったな?」と思って頂けるはず。
今回の番組は、特に家族・親戚に、
受験生はもちろん、中学生がいる方にご覧頂きたいです。
ていうか、本人に見せて下さい。
もちろん、リアルタイムで!テレビで!
それでも、お仕事・学校の都合が合わない方は、
録画してぜひご覧ください。
市川海老蔵公演に行かれる方は、
番組をご覧になってから、お出かけください(笑)