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そろそろ、真ん中を行こう。

 2016-06-19
※5月29日にFacebookに投稿した記事の加筆再掲です。

4月に起きた元米海兵隊員の男による女性遺体遺棄事件を受けて、
本日、「元海兵隊員による残虐な蛮行を糾弾! 被害者を追悼し、
沖縄から海兵隊の撤退を求める県民大会」が開かれた。

主催したのは「主催・辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」。

超党派での参加を呼びかけていたが、
政権与党である自民党と公明党の議員や関係者は不参加となった。

私は、今回の事件に関して、
沖縄県民全体が、
進む方向性を間違っている気がしている。

これは、県内・県外マスコミのそれぞれの記事による影響もあるだろう。
県内マスコミは「反基地寄り」の雰囲気が漂う記事を出し、それに反発する県民も多い。
産経なんかは、元々自民系だった翁長知事を「革新に飲み込まれた」と評して、
全国に伝えている。

正直、このままだと、
戦争の前に、沖縄県内で内紛が起きる。
既に起きてるかもしれないけど、
たぶん、血が流れるぞ。

いい加減、
左か右か
AかBか
白か黒か
善か悪か
二極化した議論から抜け出せないかなあ。

事件が起きた。
犯人をどうやって裁き、どう懲らしめ、どうやって再犯を防ぐか、
被害者遺族と、犯人の家族をどうやってフォローしていくか、
こういう犯罪が再び起きないような
具体的な対策をどうするか?

そこに焦点を絞って話を進めないと、
おかしな方向に進んでしまう。

「基地があるから事件が起きる」という主張は、いささか飛躍しすぎだが、間違ってる考え方ではない。ひとつの原因論としては成立する。

ただそれは、突き詰めれば「日本があるから事件が起きる」「アメリカがあるから事件が起きる」「人類がいるから事件が起きる」「地球があるから事件が起きる」と同レベルの発想で、

米軍関係者による事件を起こさないように基地を撤去してください、という理論は、
「根本原因を抹消する」という意味では
病気や怪我をしないように死なせて下さい、という理論と同じなのだ。

大切なのは
「あ、そういう考え方もあるね。はい。」
と飲み込むこと。
その上で「だけどね……」と柔らかく包み込みながら、具体的な対策を話し合いに入ること。

間髪入れずに、「その考えはどうかと思う」と否定し始めると、そもそもの事件とは別のところで、違う争いが起きてくる。

今、日本全てにおいて、
「はい、あなたの考えはわかった」という姿勢が欠けてると思う。

こういう考え方もあって、こういう考え方もある。で、今回は解決策を練るためにこういう考え方を採用しよう、または、この考え方とこの考え方のココとココを混ぜていこう、としないと、何も進まない。

ちなみに、私は、その姿勢が「欠けていて」も、何ら問題はないと思う。
私が問題だと指摘しているのは、欠けていることそのものではなく、これまで列挙した私の考え方を指して、これを否定したり、こういう考え方をする私を排除したりしようとするような思想のことだ。

私はこう思う、という反論はいくらあっても構わない。
ただ、最近、ある考え方に対して、この発想はよくない、とか、この考え方をする人は危険だ、という発言・主張をよく目にする。

みんな違って、みんないい。

金子みすずさんの言葉。

みんな生きればいいじゃないか。
近くの場所で衝突しそうなら、
違う場所で暮らせばいいじゃないか。
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